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なぜタンパク質が不足すると感染しやすくなるの?(免疫シリーズvol.3)

 タンパク質が不足すると「免疫の反応が遅れる」!?

体を仕組みを支える“材料”について

免疫を考えるとき、多くの人は「ビタミン」「腸内環境」「睡眠」を思い浮かべるかもしれない。

けれど、体に備わっている免疫の仕組みは、タンパク質なしでは成り立たないんよね。

今回は、タンパク質が免疫にどう関わっているのかを整理しまっす

1. 免疫細胞の材料はタンパク質

白血球・抗体・補体…

これらは、体の中でウイルスや細菌と向き合う大切な存在

そして、これらはどれもタンパク質を材料として作られている

材料が不足すると、

・細胞の作られるスピードが落ちる

・新しい免疫細胞を用意できない

・傷ついた細胞の修復が追いつかない

といった状況になり、体を守る動きが鈍くなりやすくなります。

2. 抗体づくりにもタンパク質が必要

抗体は「特定のウイルスに合わせて作られる鍵」のようなもの

この抗体そのものも タンパク質でできている

そのため、体がウイルスと出会って免疫のスイッチが入ると、

大量のタンパク質を使って抗体を組み立てる作業が始まるのね

というわけで、タンパク質が足りていない状態だと、

・抗体を作るまでに時間がかかる

・十分な量が作れない

・体内の炎症が長引きやすい

 

といった事になってしまう💦

特に、慢性的な不足は

「風邪をひきやすい」「治りにくい」

という状態に・・・_| ̄|○

3 タンパク質は“量”も“質”も大切

植物性・動物性のどちらも役に立ちますが、

免疫の材料として考えると 吸収率が高い動物性タンパク質 は効率的❣️

● 肉

● 魚

● 卵

● 乳製品

これらに加えて、

● 大豆製品

なども合わせるとバランスがとりやすくなります。

まとめ

こう書くと、何もかも『たんぱく質』じゃないか!

と、思われてしまいそう・・・

ん〜〜

でも、大げさに言うとその通りで

私たちの体の多くを占める成分が『たんぱく質』なんでね

正直、不足すると免疫力だけじゃなくて

体全体がボロボロになってしまうんよねぇ💦

だからと言って、たんぱく質だけ摂っていれば良い。って訳でもないから

奥が深い(ほかの栄養素・ホルモン・酵素が働きあっていろんなものを合成したり、分解したりしている)

今回、免疫にクローズアップしたけど

同じ環境にいても感染する人・しない人が分かれるのって

ウィルスの暴露量だけでなく、体側の“初期防衛力”の差が大きい

•自然免疫が強いと、少量の暴露なら増える前に撃退できる
(この場合、抗体は作られず、検査しても分からない)

•タンパク質は免疫の材料であり、不足すると反応が遅くなる

•タンパク質は、免疫細胞・抗体・粘膜バリア・情報伝達のすべてに関わる

•タンパク質が十分でないと睡眠・体温・粘膜の潤いも整わない💧

 

体のどこを見てもタンパク質が関わっているのが事実である以上

健康管理の中で、睡眠や腸内環境と同じくらい

「タンパク質を不足させないこと」は大切です

感染症の季節を乗り切るうえで大切な土台になるので

しっかりと美味しく、楽しく

タンパク質を摂取してくださいね〜

素敵な「今」をお過ごしください(^^)/

応援よろしくお願いしま~す♪

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