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2025.12.17(水)
なぜタンパク質が不足すると感染しやすくなるの?(免疫シリーズvol.3)
タンパク質が不足すると「免疫の反応が遅れる」!?
体を仕組みを支える“材料”について
免疫を考えるとき、多くの人は「ビタミン」「腸内環境」「睡眠」を思い浮かべるかもしれない。
けれど、体に備わっている免疫の仕組みは、タンパク質なしでは成り立たないんよね。
今回は、タンパク質が免疫にどう関わっているのかを整理しまっす
1. 免疫細胞の材料はタンパク質
白血球・抗体・補体…
これらは、体の中でウイルスや細菌と向き合う大切な存在
そして、これらはどれもタンパク質を材料として作られている
材料が不足すると、
・細胞の作られるスピードが落ちる
・新しい免疫細胞を用意できない
・傷ついた細胞の修復が追いつかない
といった状況になり、体を守る動きが鈍くなりやすくなります。
2. 抗体づくりにもタンパク質が必要
抗体は「特定のウイルスに合わせて作られる鍵」のようなもの
この抗体そのものも タンパク質でできている
そのため、体がウイルスと出会って免疫のスイッチが入ると、
大量のタンパク質を使って抗体を組み立てる作業が始まるのね
というわけで、タンパク質が足りていない状態だと、
・抗体を作るまでに時間がかかる
・十分な量が作れない
・体内の炎症が長引きやすい
といった事になってしまう💦
特に、慢性的な不足は
「風邪をひきやすい」「治りにくい」
という状態に・・・_| ̄|○
3 タンパク質は“量”も“質”も大切
植物性・動物性のどちらも役に立ちますが、
免疫の材料として考えると 吸収率が高い動物性タンパク質 は効率的❣️
● 肉
● 魚
● 卵
● 乳製品
これらに加えて、
● 大豆製品
なども合わせるとバランスがとりやすくなります。
まとめ
こう書くと、何もかも『たんぱく質』じゃないか!
と、思われてしまいそう・・・
ん〜〜
でも、大げさに言うとその通りで
私たちの体の多くを占める成分が『たんぱく質』なんでね
正直、不足すると免疫力だけじゃなくて
体全体がボロボロになってしまうんよねぇ💦
だからと言って、たんぱく質だけ摂っていれば良い。って訳でもないから
奥が深い(ほかの栄養素・ホルモン・酵素が働きあっていろんなものを合成したり、分解したりしている)
今回、免疫にクローズアップしたけど
同じ環境にいても感染する人・しない人が分かれるのって
ウィルスの暴露量だけでなく、体側の“初期防衛力”の差が大きい
•自然免疫が強いと、少量の暴露なら増える前に撃退できる
(この場合、抗体は作られず、検査しても分からない)
•タンパク質は免疫の材料であり、不足すると反応が遅くなる
•タンパク質は、免疫細胞・抗体・粘膜バリア・情報伝達のすべてに関わる
•タンパク質が十分でないと睡眠・体温・粘膜の潤いも整わない💧
体のどこを見てもタンパク質が関わっているのが事実である以上
健康管理の中で、睡眠や腸内環境と同じくらい
「タンパク質を不足させないこと」は大切です
感染症の季節を乗り切るうえで大切な土台になるので
しっかりと美味しく、楽しく
タンパク質を摂取してくださいね〜
素敵な「今」をお過ごしください(^^)/

あなたの手のひらが、大切な人や家族の健康を守る手のひらに・・・
免疫アップ看護師サロン【asante(アサンテ)】
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