2019.9.11(水)
勘違いしてる人が多すぎなんじゃぁぁっっ!(私見)
ホスピス病棟で働いていた頃の話・・・
ある若いお母さんが
末期ガンで、ホスピス病棟に入院してこられた
日に日に弱っていく彼女
ご主人は毎日お見舞いに来ていた。
だんだん、意識も薄らいでくる彼女
この夫婦には小学3年生の男の子が1人いた。
いよいよ危篤状態になった。
このご主人と、ご主人のお母様が
廊下で話している会話がたまたま廊下を歩いている私の耳に聞こえてきた
かわいそうだから、A君(子供の名前)は家に連れて帰りなさい
ああ・・・
妹に連れて帰らせようか・・・
と
なんだと〜〜〜〜っっ!!
聞き捨てなら〜〜〜んっっ!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
余計なお節介だとは思いますが・・・
と前置きして
その親子の間に割り込んだ
内容は以下の通り
⬇︎ ⬇︎
母親が死ぬことは避けられないこと
その臨終を見せないことが優しさか?あぁん?
お別れすらさせてもらえなかった・・・と後々、責められはしないのか?え?
そして
その時に、看取らせてあげなかったことを後悔はしないのか?
この子は、この後の人生で、愛する人を失うことは
もう二度とないのか?
おばあさましかり、お父様、愛する恋人や友人、妻や子供
そういった人たちが、絶対彼より早く死ぬことはないのか?
仮に、お別れしなくちゃいけない時に、また家に帰すのか?
それは、悲しみや苦しみから逃げることにならないか?
『死』から逃げることなんてできやしないんだよ・・・
私ごとだが、私の初めての看取りは小学4年の時で
身体障害の姉が他界した。
衝撃ではあったけど、看取ったからこそ
受け入れられもした。
子供は大人が思ってるほど、子供ではないんやで〜〜〜〜っっ!
コラーーーーーーっ!
ま、どっちにしろ
後悔しない選択をした方がええんちゃうのん!
(画像はネットより拝借)
ということを
かなり、丁寧にお伝えした(笑)
それでもばあさんは、
連れて帰らせなさい!
と(もうね・・・ほんまにね・・・なんていうかね・・・馬●だと思った・・・(>_<)
息子である、その子の父親に諭していたが
父親が、私の話を聞いて気持ちを変えたらしく
小学3年生の息子さんを帰宅させる事なく
お母さんの旅立ちを見送る事ができた。
姑は、その後、私とは目を合わさなかったので
怒ってたんやろな(笑)
でも、父親からは感謝された
これで良かったかどうかは分かりませんが
息子に看取らせる事ができたので
後悔することはなさそうです。
ありがとうございました
と。
うん。
看取った事を、どう消化するか?は
息子さん次第やもんね
最近、この
「かわいそう」と「優しさ」を
どうも勘違いしてる人が多い気がする・・・
あり?
もはや、私がマイノリティなのか?(^^;)
辛い経験をすることは、可哀想かもしれないけど
避けられないなら、受け止められるだけの力をつけてあげる方が「優しさ」やで
「優しさ」を勘違いした結果が
今の、社会を作ってるような気がする
原点回帰
変化の時代だとも言われているけど
私には、原点回帰に向けて
大きく、舵を取り直してるように感じられる
どうなんかな?
時代は、益々ハイスピードで進んでいってるもんね〜
こんな、エキサイティングな時代を目の当たりにできてることに
感謝❤️
ではでは
今日もエキサイティングで素敵な「今」をお過ごしくださいね(^^)/