2022.3.14(月)
腸脳相関って知ってる?vol.2
腸は、ただの消化器官ではない!?
近年、腸は消化器官としての役割だけでなく
「免疫系」
「内分泌系」
「神経系」
の働きが発達している重要な器官
ということが明らかになっている!(^^)!
①免疫系~人体最大の免疫器官~
私たちの消化管は口から肛門までひと続きの筒状になっている。
ということは、腸は体の中にあるけど、その内側は口からの続きで外界に晒されてるやん?
だから、腸は食べ物だけでなく、細菌やウイルスなど、さまざまな病原体が侵入しやすいから、いろんなリスクに対応する必要がある。
そのリスク回避の機能が
免疫系!(^^)!
っちゅうこと
じゃあ、どうやってその免疫システムを機能させているか?っちゅうと
なんと腸内には体全体の半数以上の免疫細胞が存在していて
腸管免疫系という独自の免疫系が発達している。
これだけでも、おぉぉぉぉ!凄そうだ!と思うやん?
そして、腸壁には、びっしりと絨毛というミクロなニョロニョロが覆っている。
これ、縮緬布のようなもんだから
伸ばすと畳20畳もの面積になる(*_*)
だから人体最大の免疫器官と言われてるんだわ。
②内分泌系~ホルモンの分泌~
次に、私たちの体内では
体のさまざまなはたらきを調節する
ホルモンという物質が分泌されている。
ホルモンの働きによって、体の外や内でなんらかの変化が起きても、
体の働きが常に同じになるように保たれている💖
腸には、このホルモンを分泌する腸管内分泌細胞という細胞も!存在している
はったらき者〜〜〜!(^^)!
③神経系~自分で考えて、活動できる~
さらにさらに
腸には、思考を司る脳と同じように、
入ってきた情報の処理と
処理した情報を伝達する役割を担う神経細胞も!存在すると言われている。
その数は脳や脊髄の次に多くて
さまざまな種類の神経細胞が網のように広がって
腸管神経系と言われる独自の神経ネットワークを作り出している。
この神経ネットワークのお陰で、
脳の指令が無くても
腸で考えて、腸で活動することができる!
脳と同じように外部からの情報を処理し、伝達している。
ってこと
すごない?
だから、【腸脳力】
なんて、言葉も生まれたんだね〜
ここで例えるのもなんやけど
『ナマコ』っておるやん?
そんなナマコには、目や鼻、耳がありません。心臓、脳も無いっ!
なのに、生きてる(笑)
そして、危険を察知し、回避もしている。
これは、腸が人間でいうところの脳の役割を果たしている。
と、言われてるので
腸は、そのくらいグレート!!
ってことだね
脳と腸の情報交換
以前から、脳は全身の機能を支配していると考えられていたみたいで
脳で感じた不安が腸に伝えられるという研究が行われていいたくらい(^^)
(学校行きたくなくてお腹痛くなるもんね)
そして近年、腸には腸管神経系という独自の神経ネットワークが発達してて
感知したいろんな情報を処理して脳へ伝達している。
というミラクルスーパーな技をやってのけていることが分かった!
つまり、脳と腸は情報を交換するための対話をしてる。っていうんだ。
この脳と腸の情報交換は、免疫系、内分泌系、神経系という
腸に備わる機能を駆使して行われているらしい。
その腸から脳への情報伝達のルートとして注目されているのが、
「迷走神経」
で
腸から脳への情報量は脳から腸よりも多いと考えられている
腸➡︎脳>脳➡︎腸
このことで分かるのは
脳は腸から送られてくる情報にものすごく影響を受けているってことよ
さらに最新の研究では
この腸から脳に送られる情報に、
もはや、自分の細胞ですらなお
腸内細菌が関与していて
円滑なコミュニケーションをしてくれている
ってことが分かったんやって。
腸内細菌・・・人の体の中で
緻密なネットワークに関与してくるなんて
なんて、お世話好きなんやろう(笑)
迷走神経は字の如く、迷路みたいに張り巡らされた神経で
主に、内臓に分布する。
内臓といえば副交感神経!
ってことで、この迷走神経は副交感神経繊維でできているんだ〜
長くなりすぎたので
腸内細菌のことを次回fainalで (^^)b
世話好きな腸内細菌と共に、素敵な夢を〜(^^)/
あなたの手のひらが、大切な人や家族の健康を守る手のひらに・・・
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